健康のために行なっている習慣の中には、今すぐにやめた方がいいものがあるかもしれません。
辞めるべき理由もご紹介します。
良かれと思っていても
実は悪影響があるかも
体のために行なっている習慣が、誰にでも1つや2つあると思います。
ところが、その習慣には落とし穴があることがあります。「健康的」なイメージとは逆の悪影響を及ぼしてるかもしれません。
やってる人が多いけど、実はやめた方がいい習慣を理由も含めてご紹介します。
実は体に良くない習慣
食後のウォーキング
食べ過ぎちゃったから少しでもカロリー消費しようとして、歩いて帰ったりしていませんか?
実は、食後は動かないほうがいいんです。動かないことで、胃腸への血流がよくなり、消化力がアップします。
逆に、動いてしまうと、血液が筋肉に流れてしまって、消化不良につながります。
食後の運動は避けて、ゆっくりリラックスしましょう。
ベッドでもスマホ
部屋の電気を消して、スマホを見ながら眠くなったら寝る。
実は、ベッドにスマホを持ち込むと、睡眠の質が極端に悪くなることが分かっています。
寝室には持ち込まない、少なくてもベッドから離れたところに置いておきましょう。寝る前のスマホ時間を短くすることで、睡眠の質が上がります。
耳かき
耳掃除が好きな人は多いですが、耳かきってする必要ないんです。。
耳の内部はベルトコンベアのようになっていて、自然と耳垢を外に放出してくれています。
そのため、耳垢が奥に溜まってしまうことはありません。
むしろ耳かきのせいで鼓膜を傷つけたり、外耳炎になることもあります。
綿棒を使う場合だと、むしろ耳垢が奥に押し込まれてしまうんだとか。
耳かきをする場合は、傷つけないように丁寧に行ないましょう。
屋内に一日中いる
休日は一日中家にいてゆっくりしたい人もいるでしょう。
しかし、それでは活力のない日になってしまいます。緑のあるところを1分見るだけでも、生産性が上がることがわかっています。
当然、職場でのデスクワークでも、観葉植物を近くに置いておくことでパフォーマンスは上がります。
毎日のように外に出ることは、体にもいいですし、気分も良くなるもんです。今日は外に出ましたか??
週末の寝だめ
平日の疲れを週末に寝だめして解消する人も多いはず。
しかし、これは睡眠のリズムを狂わせることになってしまいます。
どうしても週末に調整したいなら、寝る時間を早めて活動の開始時間は保っておきましょう。
1日の理想の睡眠時間は7時間。睡眠時間が4時間以下の死亡率が、1.6倍で、10時間以上は1.9倍になることもわかっています。
短くても長くても寿命を縮めることになってしまうので、適切な睡眠時間を平日週末問わずに維持しましょう。
かけ布団の下に毛布を敷く
1枚の布団だけでは寒くなってきたから、かけ布団の下に毛布を1枚。
実はこの毛布、かけ布団の上にかけるべきなんです。体に一番近いのは布団にしておきましょう。
ちなみに快眠のコツは、寝る直前にお風呂で温めた体を上手に冷やすこと。
保温性があり、あたたかな肌触りの毛布は上がけにし、ひんやりしたかけ布団が肌に触れた状態で寝ると、深い眠りにつながります。
お風呂上がり後30分頃が一番体温を放出しやすくなっているので、快眠にはもってこいの時間帯です。
良質な眠りのためには毛布はかけ布団の上にし、かけ布団のふんわり感を感じながら眠りましょう。
靴下をはいて寝る
フローリングは冷たいから靴下を履いたまま、眠りについてしまう。
寝るときに靴下をはいていると足が圧迫されてしまって、血液の流れが悪くなります。
いくら分厚い靴下で体の表面をあたためても、深部の体温の変化はありません。
血流が悪化すると冷えを助長し、冷え性には逆効果になるのでやめましょう。
涙をこらえる
感動したとき、悲しいときに流れそうになった涙はこらえてはいけません。
涙の成分には、ストレスを感じたときに脳から出てくる副腎皮質刺激ホルモンが含まれていると考えられています。
ガマンせずに思い切り泣くことで、涙とともにストレスが流れていきます。泣きたいときは涙を流すと気分がすっきりするはずです。
無計画で1日を始める
なんにも予定がない日は家でゆっくりしていたいですよね。
そういう日って、夕方くらいになると「今日なにもしてないや…」って気分になりませんか?
実は、何も予定がない日でも、1日の計画を立てておくことが大切なんです。「これだけはやろう」「これだけはやらないでおこう」のように、大雑把に計画を立てるだけで、生産性が上がります。
できれば休日でも平日と同じような行動時間帯に行動するようにしましょう。