習慣が身に付かない人の特徴。2つの共通点がある。

早起きを習慣にしようとしても長続きしない。
私は完全に習慣を身に付けるのが苦手でした。

そんな私が習慣を
簡単に身に付ける事ができるようになるために、
最初に行なったことが、習慣が身に付かない理由探しでした。

習慣を身に付けようとしても、
全然身に付かないなんて不公平だ!
なんて本気で思っていたんです。

この記事では、
習慣を身に付けられない人の特徴を
自分の実体験を交えてご紹介しています。

2つの特徴と、
習慣化のコツをわかりやすく書かれているので
自分事として読んでみてください。

習慣作りに失敗する人の特徴

習慣作りに失敗してしまう人には、
共通する特徴があります。

気づかぬうちにあなたにも
以下の特徴が当てはまってしまっているかもしれません。

  • いきなり大きく変えすぎる
  • 結果をすぐに求めてしまう

これらの特徴は全て、習慣作りの大敵です。

では、なぜこれらの行動は
習慣作りに悪い影響を与えてしまうのか。

もう少し詳しく見ていきます。

いきなり大きく変えすぎる

これが一番多い失敗の原因です。

よくあるのが、
「毎日ジムに2時間行こう!」
「今日から食べる量を半分にする!」とかの
いきなり自分の行動を変えてしまうことです。

私たちの脳は、
急激な行動の変化や環境の変化を嫌がります。

いままで安全に暮らしていたのに、
いきなり行動・環境が変わると、
自然と危険と感じてしまうんです。

なので、習慣化する前に
その変化を元に戻そうとしてしまうわけです。

習慣を作る時には、
まず習慣をパーツにわけ、
いきなり行動・環境を変えるのではなく、
徐々に変えていくのが理想的なやり方といわれています。

「変化=危険」と脳に認識させないことが最も重要なことです。

小さな変化を積み重ねていくことで、
徐々に習慣を身に付けていくのが、
本来の習慣作りになるのですが、
一気に自分の行動や、今まであった習慣をぶち壊してしまっては、
長続きしないでしょう。

結果をすぐに求めてしまう

頑張って行動しているのに、
なかなか効果が現れてこない。
効果が現れないから、
この行動を続けていても意味ないんじゃないか。
→結局行動を辞めてしまう。

習慣作りのあるあるなんじゃないでしょうか。

習慣作りの結果や良いことをしたことの結果は、
短期的には現れてこないんです。

れって、心の中では分かっていても結構辛いんですよね。
続けてても何も変わらないって思ってしまったら、
やる気やモチベーションが無くなるのも当然です。

こうならないために大切なことは
今、自分が身に付けたい習慣が完璧に身に付いた時に、
どんな自分になっているのかを具体的に想像しておくことです。

例えば、「ダイエットをしたい」と思って、
最終目標を「-10kg」に設定したとしましょう。

そして、あなたは1ヶ月で「-3kg」のダイエットに成功したとしましょう。
その時、あなたはどう感じますか?

  1. 順調に体重が減っていってるから継続する
  2. 1ヶ月も頑張ったのに全然成果がでてないから「挫折」する

大きく分けてこの2パターンがあります。

この時、二つ目のパターンを選びがちだと思います。
それは当然のことで、辞めてしまった方が、人間脳的には「楽」だからです。

しかし、始めに具体的なダイエット成功した後の自分を想像して、
「モテる!」「かわいい服が着れる!」「生活が明るくなる!」
これらの素晴らしい結果が待っているのに、
1ヶ月や2ヶ月で諦めてしまうのは勿体ない!という考えになったら挫折しにくくなります。

 

いきなり大きく変えすぎる・結果をすぐに求めてしまう。
この二つを持ってるとなかなか行動が続きません。

新生活の時に思い描いた、
キラキラしてる将来の自分のために少し考えながら習慣化していってくださいね。

習慣の敵を考えておこう

習慣を身につける際には、習慣の敵を知っておくことが大切です。

なにがその習慣を壊してしまうんだろう。
簡単に想像してみてください。

案外、習慣をこわすものって身のまわりに溢れていませんか?
ゲーム・お菓子・こたつ…めちゃくちゃあります。

誘惑に負けてしまって習慣が身に付かない
なんて「あるある」です。

そんな誘惑・敵は必ずと言っていいほど現れます。
いきなり現れれば負けてしまいますが、
想定して対策を練っておくと、
案外楽に乗り越えられるようになるんです。


例1.早起きの習慣

敵1:夜遅くにお酒の席に誘われて酔っ払ってしまう
敵2:寝る直前まで携帯の画面を見る
敵3:仕事が終わらずに徹夜する

例2.ダイエット

敵1:友達に次郎系ラーメンに誘われて、ついつい行ってしまう
敵2:深夜のカップラーメン
敵3:運動を全くしない


少し考えただけでもこれだけの習慣の敵が存在します。

こういった、習慣を壊してしまう原因を、
まだ習慣が完成していない段階では断る必要があります。

深夜のカップラーメンなら、自分だけで解決できそうですが、
「お酒の席に誘われる」などは自分だけでは解決出来なさそうですよね。

誘われたら断れない方にとっては、要注意なポイントです。

ここで重要になってくるのが、対処法を事前に考えておくことです。

人の誘いを断る時、相手をいやな気持ちにさせない事だと思います。
今後の関係だったりもあると思いますし、できるなら上手く避けたいですよね。
そんな時のために、事前に断る言葉を用意しておくんです。

例えば、もしもお酒の席に誘われてしまったら、
「ごめん。今、早起きの習慣を作ってて早く寝ないといけないから今日は行けないや。また今度誘ってくれない?」
のような、断る言葉を用意しておいて、それを使うんです。

習慣の敵は、身に付けたい習慣によって変わってきます。

習慣化は決して難しくない

いきなり変えるな・すぐき結果を求めるな・敵を考えておこう。
これだけ聞くと、習慣を身につけることって
難しいと思われてしまうと思うので、誤解を解いておきます。

正直、習慣を簡単に身につけられるとは思っていません。
ある程度の覚悟があって初めて身につけられるものである事は間違えないです。
とはいえ、不可能なほどハードルが高いかというと、そうでもありません。

難しいとはいえ、
習慣化することによって得られるメリットが
巨大すぎるので、すぐにでも習慣を身につける努力を始めるべきです。

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