人を褒めるのは、得意ですか?それとも苦手ですか?
人を褒めることって、苦手な人結構多いんじゃないでしょうか。
そんな褒め下手の人を、褒め上手に変身させる。それがこの記事の目的です。
実は、「人を褒める」というのは、大切なコミュニケーションスキルの一つであることを冒頭で触れておきます。
人に褒められるとなんだか幸せな気分になりますよね。
褒められて嫌な気分になる人はいないはずです。
この上手な褒め方を知っているだけで、人との接し方が、必ず上手くなることができます。
周りの人との人間関係や、部下とのコミュニケーションに困っている方は、是非最後まで読んでみてください。
「褒める」ことの魔力をこの記事で、ご紹介していきます。
上手に褒めるにはテクニックが必要
生まれながらにして、褒めるのが上手な人って実はあんまりいません。
人を上手に褒めるには、テクニックが必要になってくるからです。
今すぐの褒め上手になろう!
と思ってもこのテクニックを知っていないと、相手がお世辞として捉えてしまったり、むしろ不快な気分になって、逆効果になりがちなんです。
付け焼き刃の褒め言葉では、なかなか本来の力を発揮できません。
そんなテクニックとは2つ↓↓↓
- めやすい部分から褒める
- 嘘をつかない
たった二つ。
これだけのテクニックを意識して練習することで、褒め上手の仲間入りできてしまいます。
褒めることは大切
人を褒めることは、とても大切なことです。
冒頭にも触れた通り、人を褒めることはコミュニケーションスキルの一つです。
人に褒められて嫌な気分になるなんてことは滅多にないと思います。
会社や学校で褒めたり褒められたりすると、お互いの立場に関わらず、よい環境作りに繋がっていきます。
さらに友人関係でも、効果テキメンです。
褒められることは自己承認欲求が満たされることに繋がるので、褒められると自然と「この人といると落ち着くなぁ。」と感じるんです。
「親しき仲にも礼儀あり」
ならぬ
「親しき仲にも褒めあり」です!
服装だったりアクセサリーなどの、身のまわりのものを褒めることによっても、同じ効果が期待できるので、間接的に褒めることにも効果があります。
親しき仲にも褒めあり
どうやって人を褒めるのか
日本の文化では、人に褒められたら謙遜することがルールみたいになってしまっています。
なので始めは、相手が遠慮をしない褒め方をするのが大切。
では、相手が遠慮せずに素直に受け取りやすく褒めるためには、どのようにしたらいいのでしょうか。
注意点やポイントを説明します。
相手が遠慮しない褒め方を意識する
人の褒め方
人から褒められ慣れている人はなかなかいないんです。
相手が遠慮せずに受け取りやすい褒め方を心がけてみましょう。
そのためにはまず、褒めやすい部分(褒められやすい部分)・褒めにくい部分(褒められにくい部分)、に分けることから始めてみてください。
具体的にはどのような部分なのかをご紹介していきます。
褒めやすい部分(褒められやすい部分)
人の褒めやすい部分(褒められやすい部分)とは、本人の外見などのその人本人から一歩離れた部分のことです。
「その服に合ってるね」「そのペンダントかっこいいね」みたいな、
直接本人を褒めるのではなく外観を褒める方が素直に受け取りやすくなります。
女性だったら髪の長さや髪型を褒めるのがいいでしょう。
相手も服や髪型を褒められると素直に嬉しいし、謙遜せずに素直に受け入れやすいんです。
装飾品(服・アクセサリーetc…)
相手から一歩離れた褒めやすい代表といったら装飾品です。
最近では、おしゃれ意識が高い方が多くいます。
ネットなどで調べて自分が気に入った服やアクセサリーを身に付けていることが多いです。
そういった人は、自分が周りからどのように見られているのか気にしています。
そこで、あなたに一言「その服の柄素敵ですね」と言われて、嬉しくないわけがありません。
いつもと違う装飾品を身に付けていたら、褒めポイントです。
表情(Ex:笑顔)
特に笑顔は褒めやすい部分です。
いつも明るく振る舞っている人は、自分の行動によって周りの雰囲気が良くなることで、喜びを感じる傾向があります。
そこで、「いつもあなたの笑顔から元気もらっているよ。」と褒めることで、「私、周りに元気を与えられてるんだ!」と満足感を与えることができます。
これで、自己承認欲求が満たされるってわけです。
友人関係・職場関係・恋人関係、全ての人間関係で使えるテクニックです。
行動
行動も褒めやすい部分です。
特に行動に積極性がある方に効果的です。
積極的に行動する方の多くは、自分の行動にたいする評価を気にする傾向が強いです。
積極性のある方や、責任感の強い方には、その相手の行動を褒めたり感謝しましょう。
「自分の行動はどう思われているんでろう」「どうゆう評価を得ているんだろう」と私たちも一度は考えたことありますよね。
「コーヒーを淹れるくれてありがとう。すごく美味しかったよ。」のように行動について一言褒めるだけでも効果テキメンです。
行動は上の2つのテクニックに比べると、最初は難しいかもしれません。
行動を褒める・感謝することを、今までしてこなかった方の方が多いと思います。
少しだけ慣れてきたらやってみたいテクニックです。
褒めにくい部分(褒められにくい部分)
人の褒めにくい部分とは、本人自身を褒めることです。
人を直接褒めるのは、最も難しいことだと感じます。
例えば、「~さん素敵ですね!」「~さんお綺麗ですね!」と直接本人を褒めても、99%の人は「そんなことなよぉ」と謙遜してしまいます。
(よく親がこの会話をするのを聞いていました。)
これは、褒めにくい部分だからです。
言い方をかえると、褒められにくい部分と言えます。
この場合でも、自分自身が褒められて嬉しくないわけありません。
しかし、自分自身をストレートに褒められると、受け取りにくくなってしまうんです。
謙遜しなければいけない雰囲気の中で育ってきているので、素直に喜べなくなってしまいます。
褒めやすい部分と褒めにくい部分を意識する
人を褒められるようになるための4週間
人を褒めるれるようになるための、簡単なワークをご紹介します。
実際に人を褒められるようにはどうしたらいいんだ!
と感じた方もいらっしゃいますよね。
ここでご紹介するのは、4週間のワークです。
4週間このワークを続けることができたら
あなたも立派に褒め上手になることができます。
1. 一日三回人を褒める
一日三回人を褒めてください。
褒めやすい部分を三回褒めることでもいいです。
褒められるところはどこなのかを考えるようになるので
人の褒められるところを見つけられる能力がつきます。
2. 褒めやすい部分を褒める(服装・アクセサリーetc…)
先ほどご説明した通りです。
まずは、褒めやすいところから褒められるようになりましょう。
服・アクセサリー・髪型など、褒める相手から一歩離れた部分を褒めましょう。
自分も褒めやすいし、相手も褒められやすいはずです。
3. 本人自身を褒めることも試す
人を直接褒めることは難しいテクニックですが、この4週間ワークの中で週に1回は試してみてください。
本当の褒め上手な人は、本人自身・一歩離れた部分関係なしに褒められるところを見つけて、相手が褒められやすいように褒めています。
褒め上手になるための、練習だと思って挑戦してみてください!
4. 嘘はつかない
このワークの中で最も重要なことは、「嘘はつかない」ことです。
無理して嘘をついて褒めるのでは、逆効果になってしまう危険性があります。
自分が素で褒められるところを褒めることが大切です。
これら4つのワークを4週間続けることで、自然と人を褒めることが出来るようになります。
常に人の 良いところ・褒められるところ に目を向け、見つけられるようになれます。
人を褒める習慣が自然と身につくんです。
褒められたとき、どうする?
あなたが人に褒められたとき、どうすればいいのでしょうか。
日本人の多くは先述の通り、謙遜をしがちです。
しかし、謙遜のしすぎは失礼にあたる場合もあります。
本当は、人に褒められたときには
謙遜をするべきではないんです。
なかなかこれを出来ている人は少なく感じます。
では、どのようにすればいいんでしょうか。
答えは、「謙遜せず受け取る」ことです。
STEP1. 褒めてくれたことに感謝する
褒めてもらったことに対して素直に「ありがとう。」と言うことから始めるべきです。
謙遜をして、「いやぁ~、そんなことないよぉ~」と言うのではなく、感謝の言葉を先にいいましょう。
褒めている方も感謝を言われると嬉しいものです。
褒め上手な人は、必ず褒められ上手でもあります。
まずは感謝を伝えよう
STEP2. 褒められたことを自分の中でじっくりと味わう
褒められたことを自分の中でじっくりと味わいましょう。
自分のなかで、「あ、俺ってこんないいところあるんだ。自信持っていこ。」と自分に自信をつけてあげるんです。
自然と自分の良いところがわかってくるようになります。
自分のことを客観的に見ることって結構難しかったりします。
自分を大きく見せようとして、客観視できません。
「自分のいいところ」を教えてもらい、それを味わい、もっといいところを伸ばしていけると最高ですね!
STEP3. 相手を褒めて返す
褒めてくれた相手を褒めて返しましょう。
そうすることで、相手も褒めて良かったと思えるし、自分も幸せな気分になることが出来ます。
褒めて返す時にも「上手に褒めるコツ」を意識しながらすると、上手くいきます!
褒め上手な人は、褒め言葉を受け取ってばかりではなく、それ以上に褒めて返しています。
褒めて褒められての最高なループが生まれたら、人間関係も良好になっていきます。
最高なループを生みだそう
褒めるスキルが身につけることのメリット
褒め上手な人は、人生の中で必ず大きな得をします。
なぜなら、誰もが「褒められたい・認めてもらいたい」と心の奥では思っているからです。
だから、褒め上手の人の周りには自然と人が寄ってきて、コミュニケーションも上手く取れています。
「人を褒める」ことは、よく自分にはなにも返ってこないから人を褒める必要はないと考える方もいます。
しかし、相手のことを褒められるスキルを身に付けることによって自分や相手に自信がついて、
さらには、周りの環境を良い方向へ変化させることが出来るんです。
人が自然と集まってくる
人を上手に褒めている方の周りには、人が沢山溢れていることが多いです。
理由は簡単です。
相手が「この人といると落ち着くな」と思っているからなんです。
自然と人から好かれるようになって周りにも人が増えるんですね。
褒めると、相手を幸せな気分にすることができるのです。
リーダーを任せられるようになる
リーダーを任せられている人の多くが「褒め上手」です。
褒め上手な人は、自然と人を動かす力を持っています。
これは結果的に、リーダーの資格にも結びついてくるんです。
リーダーに向いている向いていないの線引きは、褒め上手かどうかが大切になってきます。
人との信頼関係を築きやすい
モテる!
褒め上手な人は、モテます。
褒め上手=恋愛上手
これは男女問わず成り立つ方程式になっています。
褒め上手な人は、パートナーとも長続きします。
そして、パートナーと別れてしまっても、別の相手が寄ってくるんです。
全く褒めてくれない彼氏より、小さな事でも褒めてくれる彼氏の方が好まれるなんて当たり前のことですね。
褒め上手=恋愛上手
コミュニケーションが楽になる
冒頭でも触れたように、褒めることは大切なコミュニケーションスキルの一つです。
もちろん、普段の生活の中でも使えるスキルなので、コミュニケーションが楽になります。
よく話し上手と言われている人の多くは、実は褒め上手であることが怏々としてあります。
コミュ障なんて言葉は褒め上手には当てはまりません。
人とのコミュニケーションが苦手な人は、どんな会話をしようと考えるよりも、どんな所を褒めようと考えた方が楽にコミュニケーションをとれるようになります。
コミュニケーション得意に!
褒め上手の特徴
褒め上手な人の特徴とはなんなのか。
褒め上手の真似をできれば、あなたもきっと褒め上手になれます。
まず、共通して褒め上手な人に言えることは、周りの人の言動を敏感に観察しおり、褒められるところに常に目を配っています。
すぐ褒める
褒め上手な人は、褒めることの大切さをよく理解しているので、褒めることに躊躇がありません。
「この人のこういう所いいな」と感じたら、相手にしっかりその気持ちを伝えられるんです。
素直に良いと感じたことを上手く伝えられるので、相手の心に響くんです。
会話をしている中でさりげなく褒められるのも、褒め上手のポイントですね。
会話中にもさりげなく褒める
人の良いところを探せる
褒め上手な人は、常に人の言動に目を配っています。
人の言動をよく観察しているので、相手の褒めるべき所・長所を見つけることができます。
人の長所を見つけられるようになると、わざわざ短所を言わなくなるので、悪口を言わなくなります。
結果的に、信頼や信用を寄せられる人になります。
褒めポイントが的確
褒め上手な人は、相手のどんなところを褒めたら、一番喜んでくれるかをよくわかっています。
「褒め方」の部分でもご紹介した、「褒めやすい部分」と「褒めにくい部分」を意識した褒め方が出来ている方が多いです。
相手がいつも着ていない服装・新しい髪型をしていたら、自然と「その服似合ってるね」「今日の髪型素敵だね」と相手が望んでいることが口から出てくるんです。
人の言動に目を配っているからこそ、「相手が褒められたいポイント」がわかってくるんです。
恋人と長続きする
褒め上手な人は、モテると言いましたが実を言うと、モテる&長続きします。
恋人となると、小さな「見た目の変化」や「気持ちの変化」に気づきにくくなっていってしまいますよね。
しかし、褒め上手な人はそういった変化には敏感なので、細かいポイントも褒めることが出来ます。
いつも、恋人と長続きしないという方は、相手を褒めれるようになるといいですよ。
恋人関係にも褒めあり
褒め下手の特徴
褒め上手の特徴をご紹介しましたが、実は、褒め下手の特徴もあるんです。
「人を褒めようとしても、どこかわざとらしくなってしまう…」なんて方は褒め下手の特徴が当てはまっているかもしれません。
褒め上手な人と比べてどのような所が違うんでしょうか。
ご紹介します。
考えすぎる
褒め下手に共通する特徴といったらこれです。
人を褒めようとしたときに、いらないことをあれこれ考えてしまう癖があります。
例えば、相手の服装を褒めるときに、「デザイン素敵だな。でも、本人はそう思ってないのかも…」「どう褒めたら喜ぶかな?わざとらしくないように…」と色々考えてしまって、結局褒めずにいることが多いです。
「褒めよう!」という意識が空回りしてしまっています。
人の悪いところを探してしまう
人の言動に気配りしようとすると、良いところと悪いところの両面が見えてきてしまいます。
そんな時、悪いところばかりに目がいってしまいがちです。
上手に褒めるためには、相手の良いところを素直に認める必要があります。
人を褒めるときに「嘘をつく」はタブーです。
素直に褒められるようにならなければ、褒め上手にはなれません。
嘘はタブー
お世辞を言っているだけになっている
褒め下手の人には特に多いです。
自分は上手く褒めれているつもりでも、相手からしたら「ただのお世辞」としか思われていないかもしれません。
例えば、どう見ても似合っていない・サイズ感の違う服を着ている人に、「その服似合っているね!サイズ感も最高!」と思ってもいないことを言ってしまうのは辞めておいた方がいいでしょう。
褒める≠お世辞
を覚えておいてください。
お世辞にならないためには、素直に自分が感じた「相手の良いところ」を褒めるようにしましょう。
褒める≠お世辞
褒め上手の人生はメリットだらけ!
人を褒めることが出来るようになると、多くのメリットがあります。↓↓↓
- 人が自然と集まってくる
- リーダーを任せられるようになる
- モテる!
- コミュニケーションが楽になる
どれも、生活をしていくためには必要になってくることだと感じています。
人との繋がりが大切になってきている昨今、この人を褒めることができることは大きな武器になると思っています。
また、褒め上手な方の特徴はこんな感じ。↓↓↓
- すぐ褒める
- 人の良いところを探せる
- 褒めポイントが的確
- 恋人と長続きする
褒めポイントの見つけ方などは、
記事の中で紹介している、4週間ワークを参考にしてもらえると幸いです。
褒めることは人を幸せな気分にすること。
幸せを振りまける方にはいつかその振りまいた幸せが返ってくると思っています。
褒め上手に仲間入りして
幸せな楽しい人生を歩んでいきましょう!